1953-06-19 第16回国会 衆議院 本会議 第10号 ダレス氏は、東ヨーロツパの諸国が相次いでソ連の衛星国となつた事実を批評して、これは大戦後各国が用心を怠つて、国際的悪漢の手先に恐るべき活動の機会を与えたからであると言い、公然と武力攻撃を受けたということもないのに、多くの国家はそのとうとき自由を奪われ、帝国主義的共産主義の桎梏のもとに置かれるに至つたと言つている。 有田八郎